院長ってどんなひと?

1、なぜ、鍼灸師になったのですか?

A. 15歳の時に剣道の練習でひどい腰痛になりました。近所の整形外科に通いましたが、治らず、カイロプラクティックや鍼灸などで治すことができました。

私のように整形外科で治らない人を鍼灸で治したいと強く思うようになり、鍼灸師になりました。

2、専門学校ではなく鍼灸大学を選んだ理由はなんですか?

A. 私も最初は専門学校に行こうと思っていましたが、たまたま、新聞かなにかで日本で唯一の鍼灸専門大学である明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)のことを知りました。   
専門学校よりも深く鍼灸のことを学ぶことができるのではないかと思い鍼灸大学に行かせてもらいました。

3、学生時代はどんな学生でしたか?

A. 1、2年生の時は、勉強せず、毎日授業が終わったら空手の練習ばかりしてました。(笑)  
2年生の終わり頃、当時師事していた脳外科の神川喜代男教授に第3生理学教室の川喜田健司先生を紹介していただき、3年生から生理学教室に通うようになりました。ここで、私の治療の根拠となる「ツボのポリモーダル受容器仮説」「トリガーポイント理論」を学びました。

4、卒業後は大学に残ったのですか?

A. いえ、大学ではなく、大学の附属病院で研修生になりました。
1年目は各科をローテンションで回り、ガン患者さんの治療や手術で鈎引きをやらせてもらいました。麻酔科での麻酔体験実習はよかったですね。

2年目は脳外科で固定研修させてもらいました。ここでは、脳外のドクターとオペに入ったり、外来で神経疾患の患者さんを診させてもらったり、鍼で治療をしました。    

また、ちょうど私が入った時から、MRIを使った脳機能画像の研究が本格的に始まり、私も参加させてもらい、その成果を1993年の世界鍼灸学会で発表しました。初めての学会発表が英語だったので、とても緊張したことを覚えています。

5、開業したのはいつですか?

A. 吉田鍼灸院を1994年9月に開業しました。そして、2002年6月にセラピア鍼灸治療院をリニューアルオープンしました。

6、得意な治療はなんですか?

A. 筋肉が原因の痛みの治療です。肩こり、寝違い、腰痛などポピュラーなものだけでなく、外傷やガンの痛みなど以外のすべての痛みと言ってもいいでしょう。整形外科に行っても治らないで困っている人に来てもらいたいです。

7、先ほどから伺っていると、ツボや気の話が出てこないので、東洋医学ではなく西洋医学の病院みたいな感じがします。

A. そうですね。多くの方が鍼灸は東洋医学だと思ってらっしゃいますが、私は、鍼灸は針で刺激する、灸で熱を加えるという単なる物理療法で東洋も西洋もないと思います。 
つまり、私のように身体を解剖生理学的観点から診て治療すれば西洋医学的鍼灸、太極・陰陽・三才・五行といった東洋思想をベースに持って身体を診る術者は東洋医学的鍼灸をしていると言えましょう。

8、鍼灸は近視、耳鳴り、花粉症といったものにも効果があると聞きますが、なぜ痛み治療を専門にしているのですか?

A. 私自身が腰痛で苦しんだということもあり、痛みに興味があります。   また、治療効果の判定がしやすいということもあります。例えば、花粉症の場合、1回の治療で花粉症が治すことは難しいのではないでしょうか?半年も1年も治療して、治ったとしても、それが鍼灸の効果なのか、他の要因によるものか判断しにくい。
痛みの場合、治療前と比べ治療後、痛みが軽減した、痛くて歩けなかったのが、歩けるようになったと鍼治療により改善したことが判断しやすいと思うのです。
自分自身が納得できない治療はできません。

9、これを読んでいる方に一言お願いします。

A. 「鍼灸は効果があるの?」「鍼灸院ならどこでも同じじゃない?」「セラピアに行く価値あるの?」と疑問に思う方は多いと思います。
すべての方に満足していただくことはできないかもしれませんが、慢性的な痛みの治療に関しては多くの方に満足していただいていると思います。   
鍼灸という治療はとても効果的だと思いますが、術者の経験や考え方で、その効果には違いがあります。ですから、鍼灸院ならどこでも同じだとは言えません。   
当院に寄せていただいた多くの患者さんのご感想を読んでもらえば、あなたに似た症状があるかもしれません。今度はあなたが痛みから解放され、幸せになる番です。
当院は「3年悩んだ痛みを3回で治す鍼灸院」です。
勇気を出して1度いらしてください。

講演歴

  1. 平成9年12月(1997) 北とぴあ 「パネルディスカッション 治療院での患者の質問に答える」
  2. 平成10年3月(1998) 順天堂大学 「ツボとポリモーダル受容器」
  3. 平成12年6月(2000) 順天堂大学 「スポーツ障害の良導絡治療」
  4. 平成17年2月(2005) 順天堂大学 「良導絡遠隔治療と局所治療」
  5. 平成17年11月(2005) 順天堂大学 「良導絡とは?「心と病気と良導絡」」
  6. 平成18年6月(2006) 札幌医師会 「心と病気と良導絡」
  7. 平成18年11月(2006) 順天堂大学 「心と病気と良導絡Ⅱ」
  8. 平成19年3月(2007) 順天堂大学 「局所反応良導絡治療-腰下肢・膝など下半身-」
  9. 平成20年2月(2008) 順天堂大学 「心と良導絡」
  10. 平成22年9月(2010) 順天堂大学 「良導絡治療で知っておきたい痛みの話」
  11. 平成23年2月(2011) 順天堂大学  「刺さない鍼の話し」
  12. 平成23年6月(2011) 札幌医師会 「痛みと針鎮痛」
  13. 平成24年3月(2012) 東京医療専門学校 「500回記念シンポジウムⅡ」
  14. 平成24年5月(2012) 順天堂大学 「良導絡チャートの解説」
  15. 平成26年6月(2014) 順天堂大学 「交感神経ブロックと良導絡反応について」 東京医大名誉教授 伊藤樹史/吉田隆
  16. 平成28年5月2日~12日(2016) イラン国テヘラン 「ドライニードリングセミナー」 小田博久先生(メインレクチャラー)/吉田隆(サブレクチャラー)

口演歴

  1. 平成5年(1993) 京都国際会議場 「The Mechanism Of Brain Response To Acupuncture Stimulation: Noninvasive measurement of brain activity using functional MRI」
  2. 平成12年10月(2000) 松本市 Mウイング 「良導絡治療による機能性側弯矯正の試み」
  3. 平成16年10月(2004) 北海道大学学術交流会館 「頚髄症による両上肢弛緩性麻痺に対する治療とノイロメトリーの検討」
  4. 平成27年6月(2015) 富山国際会議場 「交感神経ブロックによる良導絡代表測定点の変化: 特に星状神経節ブロック、胸部・腰部・仙骨部硬膜外ブロック後の推移について」
  5. 平成28年4月(2016) 東京大学山上会館 「交感神経ブロックによる良導絡(経絡)相互関係解明のための検討」
  6. 平成28年11月(2016) つくば国際会議場 「Study of the relationship between Meridians by correlation Analysis」

論文

  1. 平成7年(1995) American Journal of Chinese Medicine 「Non-invasive Measurement of Brain Activity Using Functional MRI: Toward the Study of Brain Response to Acupuncture Stimulation」
  2. 平成28年12月(2016) 日本良導絡自律神経学会誌 「相関分析による経絡間関係の検討」

研究歴

  1. 平成2~平成4年(1990~1992) ゼミ生 明治鍼灸大学第3生理学教室(川喜田研)
  2. 平成4~平成6年(1992~1994) 研修生 明治鍼灸大学病院脳外科学教室
  3. 平成21年4月~平成23年3月(2009~2011) 外部研究員 茨城県立医療大学医科学センター
  4. 平成25年2月~平成26年12月(2013~2014) 外部研究員 武蔵野病院ペインクリニック科
  5. 平成28年4月~平成29年3月(2016~2017) 院生 放送大学大学院文化学研究科健康科学プログラム

学位論文

平成29年3月(2017) 「交感神経ブロック前後における定電圧下皮膚通電抵抗の変化」