11、七情と病気の関係

   
これまでは現代医学的なテーマについて書いてきましたが、今度は少し
   東洋医学的なことをお話しましょう。

    東洋医学では心の状態を「怒、喜、憂、思、哀、恐、驚」の七つに分けて
   います。

    古典には七情と五臓の関係を「喜は心を傷り、怒は肝を傷り、思は脾を
   傷り、憂は肺を傷り、恐は腎を傷る」と説明しています。

    正常な状況では生理的な活動範囲にあるので、発病することはありませ
   んが、突然精神的な痛手を受けたり、長期にわたって精神的ストレスが続
   いたりすると、生理活動で調整できる範囲を超えてしまい、体内の機能失
   調が引き起こされて病気となります。

    そのため、それを和らげる方向へ誘導すれば病は癒されるとされていま
   す。