8、ハリ治療は感染するから、やりたくない・・?
みなさんはエイズ患者にハリ治療が行われているのをご存知ですか。
アメリカではすでに1987年に150例のエイズ患者に対するハリ治療の
報告がありました。
また、以前NHKで東洋医学の特集を放映したことがあり、その時、
ニュー・ヨークの病院でエイズ患者の耳にハリを打って治療している
シーンがありました。
「ハリは良いらしいですね。でも、エイズやB型肝炎に感染したら嫌
だからやらない。」
当院に整体でいらした女性にハリ治療を勧めた時に返された言葉です。
もしかしたら、この人もエイズの治療にハリが用いられていることを知
っていたのかもしれません。
また、以前は病院、鍼灸院ともに安全、衛生の観念が乏しく、不幸に
して使用済みの注射針や鍼(ハリ灸のはりは漢字でこのように書きます)
で肝炎などに感染した人たちが多数いたことも事実です。
しかし、現在の鍼灸治療の衛生に対する考え方は以前とは比較になら
ないほど厳格になっています。
その一つは、ハリは使い捨て(ディスポーザブル鍼)が主流になりつ
つあるということです。
当院ではハリは1回限りの使い捨てで、ハリをのせるハリ皿などはオー
トクレーブ(高圧蒸気滅菌器)に25分かけ、紫外線消毒器で保管してい
ます。そして、枕カバーやシーツも使い捨てです。
「鍼灸の安全に関するガイドライン」に沿って適切に治療を行えば、ハ
リでエイズや肝炎に感染する心配はまずありません。安心して鍼灸治療を
受けてみてください。
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