3、本当は怖い整体とカイロプラクティック
よその整体院やカイロプラクティック治療院に行って、前より痛く
なったといって来院される方が時々いらっしゃいます。
例えば、ぎっくり腰で痛みのために動けないような人の腰を強くも
んだり、高齢で骨が弱っている人の首を捻ってボキッ!といわせて、
その瞬間、腕が痺れて今も痺れているという人もいます。
話を伺うとおよそその人たちの症状に適した治療とは思えないよう
なことをしている場合が少なくありません。
これは整体やカイロプラクティックという治療法に問題があるので
はなく、それを行う治療者の基礎的な医学知識(解剖、生理、病理、
整形外科学など)と十分な臨床研修、経験が不足していることに原因
があるように思われます。
日本における整体師やカイロプラクターの養成施設の教育期間は半
年から2年間のところが多いようですが、治療者を養成するには講義、
実技ともに時間が足りないように思います。
そして、日本では整体(整骨ではありません。整骨は国家資格です)
やカイロプラクティックは無免許(素人)の人でも治療院を開くこと
ができます。(参考資料1 朝日新聞05年6月4日)
これを読んでいるみなさんも明日から整体師になれるのです!
自分が患者の立場にたったとき、これって怖くないですか?
アメリカやオーストラリアのカイロプラクティック大学(卒業する
のは非常に困難と聞いています)出身の人と3ヶ月(しかも土日のみ)
の講習で開業する人、どちらも日本ではカイロプラクターと呼ばれま
す。
怖くないですか?
そして、面白いことに、いい加減な学校ほどそこで行われる教育と
反比例して卒業証書や認定証が立派なのです!